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新たなインフラを創るため のプロジェクトの実現へ

岡本 公彦

2016年 中途入社
イノベーション・パートナーズ本部 戦略事業統括部
スマートペイ事業部 課長

畑田 泰紀

2004年 中途入社
執行役員 イノベーション・パートナーズ本部 戦略事業統括部
スマートペイ事業部 部長

駅の券売機でキャッシュアウトができるように

岡本 数年前に構想を始めた、「東急線キャッシュアウト・サービスプロジェクト」が2019年の春、サービス提供を開始します。

畑田 そうですね。東急線各駅の券売機で銀行預金の引き出し(出金)を可能にする、キャッシュアウト・サービス。当社が提供する、銀行口座と連動したスマホ決済サービス(銀行Pay)の基盤システムを使うことで実現しました。

岡本 「銀行Pay」は、銀行様が提供する、店舗で商品の買い物をした際に、現金を使わず、スマホアプリから即時に銀行口座の引き落としによる支払いを行うことができるサービス。その技術を活かして、今度は駅の券売機から自分の口座に預けているお金を出金できるようにしたわけですね。そんなプロジェクトの構想を描き、実際に動き出してからの半年間は、畑田さんが主体となってプロジェクトを動かされていましたよね。

畑田 そうですね。感覚として私は土台づくりをしたのだと思っています。具体的な動きとしては、鉄道会社様や各銀行様にキャッシュアウト・サービスの必要性をお伝えし、プロジェクトへの参加をご決断いただくというものでした。そして参加してもらえる鉄道会社様や銀行様が決まったタイミングで、実際にプロジェクトを進めるためジョインしたのが岡本さんでしたね。

岡本 はい。当初は、スマートフォンを使って券売機で出金するという大きな方向性だけが決まっていました。そこでプロジェクト実現のために、駅のATM利用率や利用額、駅の乗降者数などの統計データを基に市場性を算出する等、キャッシュアウト・サービスの実現に向けた各社の具体的な動きを考え、調整していきました。

地方活性化にもつながる インフラ事業

畑田 このプロジェクトが立ち上がった背景には、2017年4月に改正銀行法により、第三者への「預金の受払事務」の委託が可能となり、第三者が所有する端末を利用した銀行口座からの出金(キャッシュアウト)が可能となったことがあります。
以前から、出金する場所について、駅なら毎日大量の人が利用するため、多くの人に使ってもらえるのではないかと思っていました。さらに券売機はICカードやスマートフォンの普及により、使用頻度が少なくなってきており、そんな券売機でキャッシュアウトができるようになれば、今の資産を有効に活用できるという点で鉄道会社様にとってもメリットがあるのではと思いついたことで、このプロジェクトの構想は生まれました。

岡本 駅で出金できるようになれば、特に地方にお住まいの人たちにとって便利になりますよね。地方は都会に比べてATMの設置台数が少なく、わざわざ遠くまで出かけないと出金ができない場所もあるので。

畑田 その通りだと思います。だからこそ駅でキャッシュアウトができるようになれば地域活性化や地方創生にもつながっていくと考えています。そして、キャッシュレス化を推進する上でも、現金の利用が全くなくなるわけではないので、どこでも銀行預金の引き出しつまりキャッシュアウトができる環境は必要だと考えています。ゆくゆくは、駅に限らず、例えば病院などの施設とも連携を取り、自動精算機などでキャッシュアウトができるようにし、社会のインフラとなるようなサービスに育てていきたいですね。

岡本 さらに、このサービスをきっかけに「銀行Pay」の利用者が増えれば、「銀行Pay」を導入する店舗が増え、キャッシュレス化自体の促進もできますよね。駅でのキャッシュアウト・サービスはそんな未来を実現するための、最初の一歩でもあると思います。

関係企業の立場に立って考える

岡本 プロジェクトの土台を作るにあたって一番大変だったのはどこですか?

畑田 鉄道会社様と各銀行様に導入をご決断いただくところでした。各社それぞれ理想としている世界があり、その実現のために本プロジェクトがどう関わるのかを根気強く説明していきました。時には、相手の会社に変わって、社外にどう発信すればいいのかといったところまで考えました。

岡本 その苦労が身を結び、1年ほどの交渉、調整期間を経てようやくこのプロジェクトは実現に向けて動き始めたんですね。

畑田 そうですね。ただ、どれだけ時間がかかっても途中で折れることはありませんでした。途中で折れるくらいならそもそもそのプロジェクト自体立ち上がりません。それだけ社内外で徹底的に話し合い、心からそのプロジェクトの意義や価値について納得できるまで議論を重ねる文化がありますからね。岡本さんの苦労したポイントはどこですか?

岡本 私が難しいなと思ったのも、やはり関係会社様の立場に立ってものを考えることでした。さらに私の場合はその上で実際のシステムの仕様まで決めきる必要がありました。たとえば、駅の券売機は売上計算の時間などが駅によってバラバラだったため、各銀行様側の管理フローとマッチしませんでした。そこで双方のシステムを理解した上で、最終的には鉄道会社様に経理フローを細かく確認いただき一部調整していただく形でキャッシュアウトのシステムを構築しました。

畑田 プロジェクトの構想を描くのと、実装に向けて動くのとでは全然違いますよね。細かい調整やイレギュラーケースへの対応など一つずつ詰めて、思い描いている理想を現実に落とし込んでいくことが大切ですね。

取り組んだプロジェクトが形になる喜び

岡本 私は、キャッシュアウト・サービスのリリースに向けて細かい調整や仕様の決定を一つ一つ行う中で、プロジェクトが現実として形になることにやりがいを感じています。早くキャッシュアウト・サービスを実現させ、自分のスマートフォンを使って駅で出金する体験をしたいですね。畑田さんはこれまでも多くのプロジェクトに関わっていると思いますが、どんな時にやりがいを感じるのですか?

畑田 やっぱり関係者と信頼関係を構築し、プロジェクトを実現に向けてスタートさせることができた時ですね。何か大きなプロジェクトを動かすときは上っ面できれいに話をしても、なかなかうまくいきません。そうではなく、互いに会社の考えや抱える事情など腹を割ってオープンに話すことでプロジェクトを前に進めることができます。そうやってプロジェクトの実現に向かって関係者同士の信頼関係を構築できた時、自分の関わる価値を感じますね。

岡本 なるほど。私に具体的な実装部分を任せてくれたのも、そんな気持ちを味わってほしいという気持ちからだったんですか?

畑田 そうですね、最近は特に仕事のノウハウやプロジェクトを立ち上げる楽しさを部下や後輩に伝えることにもやりがいを感じているので。また大きなプロジェクトに関われば、大手の会社様の役員や事業部長といった方々とプロジェクトを進めることができ、その過程で自分の視野を広げ、成長できるのだと思っています。そういった機会を今後もどんどん作っていきたいですね。

政府も成長を期待する市場での挑戦

岡本 私の今後の目標は、今関わっている多くのプロジェクトをちゃんと実現させることです。特に私が現在担当している銀行様のサービスを増やすためのプロジェクトはキャッシュレス化を目指す上では重要だと考えています。また、個人的には日本で学んだ新しいサービスを作るノウハウを活かして、海外で新規サービスの企画、リリースにも携わりたいですね。現状のサービスで満足せずに、常に世界の新しい技術に触れ、まだ誰も見たことのないようなサービスを作っていきたいですね。畑田さんの目標はなんですか?

畑田 私の今後の目標は、会社として携わる業界の領域を拡大させることです。今回のプロジェクトで、鉄道会社様と一緒に仕事ができたことは会社として非常に大きな意味があったと思っています。今後も銀行様とのつながりを基盤として、関わる領域をさらに広げていきたいです。また、これからの未来を支える人材を育成していきたいと思っています。

岡本 先ほども言っていた話ですね。具体的に畑田さんの思う、成長するためのポイントってどこですか?

畑田 相手への気遣いができるようになることが大事だと思っています。例えばクライアントから難しい要求がきた場合、ただ「できません」と伝えるのではなく、「できますよ」と伝えた上で、実現に至るまでのハードルについて説明する。そうすれば、相手はそこまで考えてくれたんだと満足してくれ、たとえ仕事を引き受けられなくても良好な関係を保つことができます。どんな仕事をする上でも大切な考え方をしっかり伝えていきたいです。

畑田 泰紀

2004年 中途入社
執行役員 イノベーション・パートナーズ本部 戦略事業統括部
スマートペイ事業部 部長

2004年に株式会社カードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ)に入社。2006年から営業第二部長を務める。2010年ソーシャルアプリ決済サービス株式会社代表取締役社長に就任。
2014年からPALLET事業推進室室長、2016年からスマートペイ事業推進室室長、2018年より現職に就任。余暇には、ゴルフを楽しむ。

2004年に株式会社カードコマースサービス(現GMOペイメントゲートウェイ)に入社。2006年から営業第二部長を務める。2010年ソーシャルアプリ決済サービス株式会社代表取締役社長に就任。
2014年からPALLET事業推進室室長、2016年からスマートペイ事業推進室室長、2018年より現職に就任。余暇には、ゴルフを楽しむ。

岡本 公彦

2016年 中途入社
イノベーション・パートナーズ本部 戦略事業統括部
スマートペイ事業部 営業1課 課長

2007年に前職である大手金融機関に入社し、中小法人のRM(リレーションシップ・マネジメント)や、大手法人へのプロダクト営業等に従事。当社入社後は、「PGマルチペイメントサービス」の新規決済手段の企画立案等を担当。「銀行Pay」事業推進のため、銀行のサービスリリースや追加機能に関する企画・営業・プロジェクト管理等を担当。趣味は、映画鑑賞。

2007年に前職である大手金融機関に入社し、中小法人のRM(リレーションシップ・マネジメント)や、大手法人へのプロダクト営業等に従事。当社入社後は、「PGマルチペイメントサービス」の新規決済手段の企画立案等を担当。「銀行Pay」事業推進のため、銀行のサービスリリースや追加機能に関する企画・営業・プロジェクト管理等を担当。趣味は、映画鑑賞。

CONTENTS 01

いずれは世界規模の会社になる
そのための礎を築く

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